横浜北仲マルシェをもっと、おもしろく!

ストーリーズ 〜横浜北仲マルシェで出会える魅力の裏話〜

ストーリーズ 〜横浜北仲マルシェで出会える魅力の裏話〜

Interviewer

多くの方に横浜北仲マルシェの魅力を知ってもらいたい!
そんな思いを持ち発足した編集部のメンバーが、
オリジナルの視点と切り口で出店者さんに迫ります。

Vol10 2019 / 12 / 17(火)

来月も楽しみ!
横浜北仲マルシェは、
何度も通いたくなる
ふしぎな場所

採れたての野菜を買って、キッチンカーをはしご。広々としたマルシェをもう1周して、アクセサリーをお試し。いつものお料理に添えたい調味料と、明日の朝食用のパンも買えて、大満足!のはずなのに、来月がもう待ち遠しい。横浜北仲マルシェは、一度訪れるとくせになるふしぎな力があるんです。何度でも行きたくなってしまう秘密を、編集部Oが見つけたお店の紹介と一緒にお伝えします。

理由@
横浜を一望できる立地

横浜北仲マルシェの会場は、馬車道駅の2番出口から徒歩3分。
ランドマークタワーや観覧車が一望でき、赤レンガ倉庫や大さん橋もほど近い立地。
会場すぐ横にはゆったりと運河が流れ、
どこか海の香りを感じさせる穏やかな空気が漂っています。

横浜を一望できる立地

運河沿いの会場。
晴れた日には青空が抜けて気持ちいい。

横浜・みなとみらいエリアの見どころへのアクセスが抜群のため、
観光のスタート地点として利用する人も多いのだとか。
ここで買ったパンやお惣菜、飲み物を手に、観光地へと向かうそう。
ついつい買いすぎてしまうという人には、宅配サービスもあるのでご安心を。

シフォンタイム

シフォンタイム

ふすま粉や古代米など、粉の種類と味の組み合わせが多彩です。

ふすま粉やおからパウダーを使ったグルテンフリーのシフォンケーキ。生チョコや季節の食材のペーストと合わせたシフォンサンドは食べ歩きにもぴったり。古代米の米粉でつくったシフォンケーキは、後ほど紹介するHirayama Rice Farmingさんの赤米をつかっています。

ワイン・カリフォルニア

ワイン・カリフォルニア

ラベルもおしゃれ。デイリーワインにぴったりなお手頃価格です。

店主自らすべて試飲し、納得したものだけを仕入れています。1本1000円〜3000円台で買えるお手頃価格のボトルワインがたくさん。店舗から直接自宅へ配送できるので、買いだめしたくなっちゃいます。ラベルがおしゃれなものも多く、ホームパーティーでも映えそう。

横浜北仲マルシェの風景

遅めの朝ごはんからランチ、おやつにも。
「あれ食べておけばよかった・・・」という後悔は先に立たずです。

もちろん、マルシェの中には買ったものをすぐに食べられるベンチやテーブルもあります。青空の下で、横浜の景色を眺めながら全国から集まる名品に舌鼓を打つというのもマルシェならではの楽しみ方。いろんな使い方を楽しんで。

みそ蔵たかむら

みそ蔵たかむら

麹や味噌、甘酒など発酵のパワーを様々な形で楽しめる。

原料の米、大豆すべて長野県産の信州味噌屋さん。生みその食べ比べができます。毎日のお味噌汁に、お野菜に。用途に合わせて使い分けしたくなってしまうほど、全部味が違います。米麹100%の甘酒や、長野で採れた季節の果物を使ったジャムは、いつも手に入るものではないので見つけたらラッキー!

みそ蔵たかむら

りんごジャムは皮からきれいなピンク色が出るのだそう。

ジャムはてん菜糖を使った優しい甘み。まるで果実をそのままかじったようなフレッシュさが残っています。

理由A
出店者さんとのおしゃべりで、素材や食材への好奇心が湧いてくる

「このマルシェはついつい長居しちゃうのよね」というお客さんが多いのは、
お店の方とのお話に花が咲いてしまうから。
地元神奈川を中心に、全国からこだわりの食材が届き、どれも個性的な一品ばかり。
お客さんの手に届くまでのストーリーを知ると、
一層美味しく感じられるようで不思議です。

「この桃は、今日の朝4時に収穫してきたの」
「今日は新作を仕込んできたよ」
「うちの産地は気温差が大きいから」

そんな話を聞くうちに、「これは?」「あれは?」と
気になるものが増えていってしまいます。

いもねぎ屋

いもねぎ屋

平日はサラリーマンとして働いている週末農家さん。

いもねぎ屋

これだけの種類をお二人で準備しています。じゃがいも天国。

こんなにたくさんのじゃがいもを一度に食べ比べられるなんて!おいも好きにはたまらないいもねぎ屋さんは、標高1000mの土地でじゃがいもを栽培しています。朝晩の気温差を生かし、朝露しか水分を与えない栽培方法で育ったじゃがいもは、ほくほくで甘みが出やすいのだとか。一押しはアンデスレッド。オススメの食べ方もレクチャーしてくれます。

和食 三吉

和食 三吉

味噌を使った薬味を、クラッカーやさつまいもなどにつけて試食させてくれるスタイル

なんと秋田の和食屋さんも出店しています。お店で出しているいぶりがっこや、なめ味噌、ハタハタのオイル漬けなど、日々の食卓の味の幅を広げてくれる薬味がたくさん。山椒味噌は別名「御狩場味噌」と呼ばれており、昔お殿様が鷹狩りに行くときに持っていったことが名前の由来なんだとか。

和食 三吉

ハタハタのオイル漬けは口に入れた瞬間に凝縮された魚の美味しさが広がります。

ハタハタやふきのとうなど、なかなか全国的には馴染みのない地元の食材を、もっと気軽に食べられるようにと試行錯誤しているそう。ハタハタ寿司としての食べ方が有名な、「ハタハタ」は秋田の県魚。それをアンチョビ風にアレンジしたオイル漬は、そのままでも酒の肴にぴったりなお味。クラッカーに乗せると一気に洋風に仕上がります。

Hirayama Rice Farming

Hirayama Rice Farming

お米が映える!クラフト感がかわいい木箱に入って並んでいます。

常時8種類ほどのお米を升で1合から量り売りしてくれます。白米、赤米、黒米、五部付き、三分付きなど、種類も精米度合いもさまざまなお米。何を買ったらいいのかわからない!という人もご心配なく。お米の好みやご自宅の炊飯器の大きさまで参考にして、店主の平山さんがアドバイスしてくれます。

Hirayama Rice Farming

お米コンサルと勝手に命名させていただきたいほど、相談するとすぐにオススメのブレンドを教えてくれます。

Hirayama Rice Farmingのオリジナルブレンド米も必食。通な方は自分だけのお気に入りの配合で注文していくそうです。

理由B
キッチンカーのバリエーションが豊富

「これを楽しみにしてたのよ」という人が多い、横浜北仲マルシェのキッチンカー。
マルシェのオープンは10時からですが、朝ごはんを少なめにしてくることをお勧めします。
なぜなら、きっと一皿には決められなくて悩んでしまうから。食いしん坊にはたまらないラインナップが勢ぞろいしているんです。

アジア系のエスニック料理からローストチキンや自家製ソーセージ、
うどんに餃子、できたてほくほくの焼き芋。 おやつにはクレープやスムージーも揃っています。
しかもお店ごとにバリエーション豊かなメニューを展開しているので、
1日では絶対に食べ尽くせない!

BARDUHN

BARDUHN

どストレートな看板が目印。

BARDUHN

この香りを嗅いだら素通りできません。

ドイツソーセージの製法に忠実に習った、あらびきときぬびきの2種類の焼きたてソーセージ。口に入れた瞬間、肉汁がじゅわっとあふれるので、パンで受け止めましょう。

fuwari

fuwari

オトナ女子にはたまらないラインナップ。

やきいもラテやラムレーズン、ジャーマンポテトなど、大人が行列を作りたくなるクレープ屋さん。季節によって新しいメニューもあるので、ついつい毎回メニューをチェックしに。片手で食べられるクレープなら、お店を見ながら食べ歩きも。

なかにはマルシェ内のお店で買ったフレッシュワインと、レバーパテやオリーブをおしゃれに楽しむという通な方も。

横浜北仲マルシェには、ワイナリーからの出店もあり、その場で試飲をさせてくれるところもあるので、お好みのワインを見つけてすぐに抜栓!という贅沢もできます。

山辺ワイナリー

山辺ワイナリー

高校から醸造を学んだ小林さんがテンポよくついでくれる試飲でほろ酔いに

山辺ワイナリー

「重いからあとで取りにくるね〜」とお取り置きするお客さんも。

ワインの新酒って、飲んだことありますか?まるでぶどうを食べているようなフレッシュな香りと風味が、マルシェの雰囲気にぴったり。ナイヤガラ、デラウェア、コンコードなど様々な品種を、甘口辛口取り揃え、その場で試飲させてくれます。人気のボトルはすぐに売り切れになるので、気に入ったらその場で購入がおすすめ。

理由C
出店者同士のコラボメニューは必見!店舗では毎回新しい発見が。

横浜北仲マルシェでは、出店者同士がお互いの素材を提供しあったコラボメニューが数多く生まれています。
仲の良さが表れていますね。

「このパンには、カモマイルさんのオリーブオイルを塗っているんです」(世田谷ブレッドマーケットさん)
「餃子のつけだれには、みやぶんさんの梅干しを使っています」(POWERさん)
「ハヤシライスのご飯はHirayama Rice Farmingさんだよ」(BAZIOさん)

などなど、いつの間にかどんどんコラボメニューが増えていきました。
どっちもおいしそう!が組み合わさって、試食もできちゃうお得感。
コラボメニューを食べたことがきっかけで、その食材を買いにお店に走るお客さんも多いそうです。
ここでしか食べられない特別感を味わえるのもマルシェに足を運ぶ醍醐味の一つですね。

Power

Power

手書きの文字に味わいが。ジューシーな匂いが漂っています。

Power

出来立て熱々の餃子を素敵な笑顔で渡してくれるゆみさん。

餃子美人のゆみさんが焼いてくれる餃子は国産豚100%でにんにく不使用。ランチセットのお米はHirayama Rice Farmingさん、ゆで卵はワタナベファームさん、みやぶんさんの梅を使った梅醤油おろしに、みそ蔵たかむらさんの味噌ダレと、マルシェの美味しさを詰め込んだ餃子が食べられます。前を通るといい匂い・・・餃子ってなんであんなに魅力的なんでしょうね。

湘南製餡

湘南製餡

湘南で餡子?そのミスマッチ感が新しい。

北海道産の良質な小豆を使って、横須賀でつくったあんを様々な食べ方で提供。練りあんからどら焼き、よもぎの草もちまで、お土産にぴったりのラインナップ。ここのどら焼きには、ワタナベファームさんの卵が使われています。

もちろん馴染みのお店だけではなく、毎月新しいお店も出店しています。

「ここの野菜だけは絶対に買う!」と決めて毎月いらっしゃるお客さんが、気づけば今月も2時間くらい歩き回ってしまうのは、新しい出会いについ足を止めてしまうから。

いつものお店にも、新しいお店にも、来るたび新鮮な驚きを感じられるのが、通い続けても飽きない理由です。

理由D
雑貨やワークショップや体験型店舗も充実

マルシェの楽しみは食だけだと思っていませんか?(わたしも思っていました)
横浜北仲マルシェには、アクセサリーや、世界から集めたファブリックで作られた小物など、
ハンドメイド&ハイクオリティな雑貨が揃っています。
斬新だけどあたたかいデザインで、人と被らない個性を表現したいなら絶対に見逃せないアイテムばかりです。

Tipijua Handworks

Tipijua Handworks

エスニックな雰囲気に引き寄せられる。お気に入りの模様を見つけたい。

店主のまきさんがアジア各国を旅して見つけた素材や編み物を使った小物が大人気。インドネシアの職人さんが作ったリサイクル素材のバッグはマルシェの買い物かごとしても活躍しそう。

Tipijua Handworks

小物一つひとつの背景に、異国の人々の営みを感じます。

民族衣装のスカートの生地を使ったショルダーバッグには、プリーツのなごりが。一つひとつ生地をあつめてまきさんが手作りした小物や服は、柄や素材の組み合わせもオンリーワン。世界にひとつだけのハンドメイド作品です。

見て、聞いて、食べて、また来たくなる

生産者さんのこだわりや、食材の特徴、できたてのおいしさ、オリジナリティあふれるハンドメイド作品。

作り手の方々と一人ひとり向き合いながら、商品の裏側のストーリーも一緒に楽しむのが横浜北仲マルシェの歩き方です。

来るたびにお気に入りが見つかるから、また来月の開催日が待ち遠しい。

あなたも横浜北仲マルシェの虜になってみませんか?どんなお店が来るかは毎回違うので、オフィシャルHPでチェックしてみてくださいね。

横浜北仲マルシェ

back number

うしく農園
横浜北仲マルシェ YOUstandard
創作アジアン料理「BAZIO」 神七(カナセブン)
モリタファーム 旬果市場
せたがやブレッドマーケット みやぶん
GOLDEN MUSTARD よっしーのお芋屋さん
横浜北仲マルシェ 出店者 VOICE